PKIについて

PKI（Public Key Infrastructure：公開鍵基盤）は、互いに面識のない者同士で安全に通信を実現するための仕組みです。信頼される第三者機関が電子認証局として利用者へ電子証明書を発行し、利用者が確かに本人であることを証明することでなりすましを防いでいます。また、利用者が電子証明書の紛失・盗難等にあった場合には、電子認証局へ申請することで電子証明書を失効し、本人以外が使えないようにすることが可能です。

国や地方公共団体で運営するPKI

GPKI（Government Public Key Infrastructure：政府認証基盤）は、政府が運営するPKIです。GPKIには政府共用認証局とブリッジ認証局という役割の異なる認証局があります。政府共用認証局は大臣などの官職に対して証明書を発行する認証局です。ブリッジ認証局は、民間認証局などと政府共用認証局との信頼関係を仲介する役割を担っています。当社のような民間認証局は、ブリッジ認証局と相互認証することによって、政府共用認証局やブリッジ認証局と相互認証している別の認証局との信頼関係を構築でき、認証されている者同士で安心してデータ通信をすることができます。

LGPKI（Local Government Public Key Infrastructure：地方公共団体における組織認証基盤）は、地方公共団体職員の職責者に対して職責証明書を発行しています。LGPKIはGPKIのブリッジ認証局と相互認証しており、住民・企業等からの申請・届出等の手続きや、国の省庁や他の地方公共団体とのデータ通信の際に用いられています。

さらに詳細を知りたい方は以下のページをご覧下さい。
政府認証基盤（GPKI） 
地方公共団体における組織認証基盤（LGPKI）